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梅雨時の運転について
皆さん、こんにちは!
院長の米本です。
梅雨入りして一週間が過ぎましたがいかがお過ごしでしょうか。蒸し暑い日と涼しい日が繰り返されますので、寒暖差疲労を起こさないように適度な運動、充分な睡眠を心掛けてまいりましょう(^O^)/
雨天時に気を付けたいこと
雨の日は運転がしづらく交通事故にも注意が必要です。
JAF(日本自動車連盟)によると、雨天時の事故発生率は晴天時の約5倍も上がるとのこと。視界の悪化や、路面の滑りやすさが原因です。
しかし、なぜ雨によりそんなに事故発生率があがるのでしょうか?
雨天時に路面が滑りやすい原因
実際にハンドルやブレーキ操作でさほど変化を感じません。しかし、ここに雨のドライブの落とし穴があります。
厄介なのは、実際にタイヤが滑りはじめるまで、ドライバーは滑りやすさを感じ取ることができないという点です。ちょっと飛ばす、ちょっと強めのブレーキを踏む程度ではハンドルの手応えやクルマの動きが晴天時と変わらないため、ついつい滑りやすいことを忘れてしまいがちです。
摩擦係数
滑りやすさは摩擦係数で表すことができます。摩擦係数とは「滑りにくさ」を示す数値で、大きくなればなるほど滑りにくいことを示します。
乾燥した舗装路と一般的な乗用車用タイヤの摩擦係数は0.8µ(ミュー)程度(レース用の高性能タイヤは1を超えます)ですが、路面が濡れるとおよそ半分の0.4~0.6µまで低下してしまうそうです。
つまり、雨の日にいつもと同じような運転をするというのは、知らず知らずのうちに狭い板の上を歩いているようなものなのです。
いざ危険が迫って急ブレーキを踏んだとき、「ああ滑りやすかったんだ」と気付いても後の祭り。路面が濡れていたらいつも以上に速度を落とし、車間距離を大きめにとることを心掛けることが大切ですね。
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